人生の師

自分は自身が歩んでいく道に無関心だ。

「成るように成る」そういう考えが身についているからだ。

さらに言えば人にも興味がない。

だから、特定の誰かと長い時間を過すこともなかった。

しかし、少しでも長く一緒にいたいと思う相手ができた。

それが祖母だ。

彼女は自分に数えきれない言葉をくれた。

それは、励ましであったり時には教訓であったり、彼女のおかげで今の自分がいるとも言える。

さらに、人としてのあり方、昔からの祖母の考え。それら全てが現代では必ず正しいことではないが、信じて貫き通す彼女の姿に尊敬した。

自分にとって彼女は人生の師である。

しかし、自分は彼女のような人生を歩むことは出来ない。

彼女の過去のような体験がこれからの自分に起こることがないからだ。

だから、彼女の人生の歩み方と今を辿り、それを写真に残そう。