私たちは、数え切れないほど多くの服を選べる時代に生きている。
現在ファッション業界が直面している壁の一つが、服の「大量破棄」問題。
衣料品の年間供給量は、国内だけでも約29億点。そのうち破棄される量は15億点。
そしてこの15億の多くは、一度も消費者の手に渡ることなく、廃棄処分される。
流行によって次々と服を買い換えるライフスタイルは、はたして持続可能と言えるのか。