日常の景色は“いつもの風景”として流れていくが、視点を変えると建物や看板の重なりから突然“違和感”が立ち上がる。私はその感覚を可視化するため、自分の写真をプリントし街に紛れ込ませて撮影した。配置し、角度を探し、カメラを構える行為は、街全体を使った工作のようでもあった。AI生成が主流の時代だからこそ、偶然性と身体性を伴うこの方法で、日常に潜む面白さを探し続けている。