Orange Blossom

大橋 美月


祖父がコロナで急逝し最期を看取れなかったことから、私は「生と死とは何か」という問いを抱きました。遺品やゆかりの場所を撮影しても答えは見つからず、死生観を求めて訪れたネパールの火葬儀式で、死を循環として受け入れるまなざしに触れました。花が魂の旅立ちを祝福する光景を見て、死は終わりではなく生の延長にあると気づきました。本作はその理解をもとに、生と死をつなぐ姿を写し取る試みです。