"在"たり前の日々

生まれてからの18年間を過ごした秋田県男鹿市。

大学進学で東京都心で過ごした5年間。

この5年の間に当たり前だったことの多くは過去の出来事となってしまった。

ジオパークに認定される自然豊かな男鹿市の風景。毎年の稲作。

変わっていく実家の様子。自身を取り巻く状況。

家を出る前の当たり前がもう私の中には無いこと。

変わっていく現状の中でこそ振り返らなけばならないこと、

直面すべきことがあると思い立った。

 

これは当たり前だった日常、在りし日々の記録だ。

 

 

コロナ禍において擦り切れるほど言い返された当たり前の日々。

しかしながらパンデミックの有無に関わらず慣れ親しんだ日常が 

常に変わらずにそこに存在し続ける保証はどこにもないのだ。