彩り

世界には彩りが溢れている。

 

私は庭がある家で生まれた時から生活している。

庭には様々な植物が育っている。

春には、黄色の水仙が咲き。

夏には、陽を遮るくらい緑の葉で覆い尽くす。

秋には赤い薔薇、

冬にはピンク色の濃い梅の花が咲き、

寒くて気持ちが沈む私をあたたかい気持ちにさせてくれる。

これらの植物が季節によって異なった彩りを魅せ、

色彩は心を華やかな気持ちにしてくれる。

 

また、幼少期から好きだったファッションも

色彩に興味を持ったきっかけである。

私は彩り豊かな洋服をその日の気分に合わせて着飾る。

彩りある洋服を着ることで気持ちが明るくなり、

また友人たちが着ている洋服にも意識が向かう。

彼女たちらしい洋服を着ることで

魅力が引き出せるのではないかと考え、

彩りある作品制作に挑戦した。

 

撮影を通して、友人たちが各々の彩りを

纏い着飾ることにより、

彼女たちらしさを最大限に出すことで

彼女たちの魅力を引き出すことができた。

従って、自分の良さを引き立たせて、

自分らしい彩りで着飾る自身がモテると確信した。

現在、ブルベやイエベなどパーソナルカラーを診断し、

自分に合う色彩を重要視しており、

それくらい彩りで人は変わることが

できるのではないだろうか。

 

彩りでイメージが変わる。

好きな彩りを纏うことにより理想の姿へ・・・

 

 酒井七華