これはつくる責任つかう責任とファッションを掛け合わせた作品だ。
最近では廃棄物を出さない循環型ファッションを目指し、古着のリサイクルをするお店が増えている。
そんな循環型ファッションを誰にでも分かりやすく表現したいと考え、私は包み紙などのゴミを再利用し、そのまま洋服にしてみた。
それを『着る人』を意識できるように表情のある人形を使用した。
そうすることでただのゴミを着せるのではなく、ファッションとして成り立った服を作ることができるからだ。
私たちならアイディアや新しい発想でSDGs向き合うことが出来る。
溢れたゴミの事実を知るだけではなく前向きに取り組んでほしい。
使われなくなったゴミがまた違うものとして生まれ変わる姿を見て可能性を感じてほしい。
河合 美佑