今の東京の姿をカメラに収めること、私が意識したことはそれだけだった。
都市は変化のスピードが早い。その一方で運河や皇居のような江戸時代から変わらない場所がある。
私は地図を頼りに変わらない場所を拠点に東京を散策した。
住み続けられる街づくりを考える上で、変化のスピードが早い都市部を撮影することで、その中で変わらないものを写真を通すことで見出し、普段の生活の中で自分でも探してみて欲しい。そしてそれをつなげていくにはどうすればいいかを私と一緒に考えて欲しい。
山田瑠夏