11.住み続けられるまちづくりを

SDGsについて考えたときに目を向けたのは、やはり自分自身の身の回りのことについてだった。そして、私は自分の生まれ育ったまちが大好きである。だがそんなまちは今、だんだんと時代の変化とともに変わろうとしている。この先の将来まで住みやすく、住み続けたいと思えるまちであるために何について考え取り組むことができるのか考えた。

私が住む三鷹市は、「緑と水の公園都市」を将来都市像として掲げ、仙川や野川などの水環境に恵まれるとともに、緑の豊かなまちづくりを目指し、昔からの農地が多く残った、都心から数十分の距離とは思えないほどのたくさんの緑豊かな景観で溢れた住み心地の良い住宅都市である。

だが、このまちに数年後インターチェンジと中央高速とのジャンクションが設置される。このうち、中央ジャンクションについては必ず設置されることが決定されている。これらの決定は「緑豊かな公園都市」を目指す三鷹市において、様々な環境へ影響が及ぼされることが考えられる。そこで、その様々な環境への影響と今後さらに住みやすく、住み続けたいと思えるまちであるために何が必要であるかについて考える。

私が見ている日常風景

建設中の中央ジャンクション

今後、インターチェンジや中央ジャンクション設置が完成された時に及ぼされる環境への影響

・自然環境への影響

・生活環境への影響

・交通環境への影響

・産業への影響

 

自然環境への影響

・大気汚染

・農業環境への変化

・緑の減少

 

交通環境へ影響

・周辺交通量の増加

・周辺地域の生活道路の分断

・現道の分断による市内のバスルートの再編の必要性

 

生活環境への影響

・騒音や振動の発生

・多数の移転家屋の発生

 

産業への影響

・流通、産業施設の立地の可能性

・農業環境への変化