私たちは、地球上のたくさんの資源やエネルギーを使いさまざまな”もの”を大量に生産、そして大量に消費しています。しかし、地球の資源やエネルギーは永遠ではありません。この大量生産・大量消費の暮らしは、地球に大きな負担をかけています。このまま“必要以上のもの”を作り、“必要のないもの”を消費し続ければ、地球の限られた資源がどんどん使われてしまい、最終的にはその資源が枯渇してしまう可能性が高まります。
資源を維持し続けながら、消費者の生活ニーズに応えていくために、生産者には、環境や資源を守りながら少ない資源でより質の高いものを生み出す生産方法の確立と生産工程でのエネルギー消費や廃棄物の発生の抑制が求められ、そして消費者には、ふだんから余分に購入し過ぎない、食材などはできるだけ使い切る、調理されたものはできるだけ残さないことなどを意識した生活の実践が求められています。
和田 龍磨