皆さんはゴミのポイ捨てをしたことがありますか?
私は12番目のつくる責任つかう責任についての写真を制作しました。日本は他国よりもゴミのポイ捨てが比較的少なく、キレイな国として認識されています。しかし、人々が密集している都会には、多くのゴミが落ちています。落ちているゴミの大半はペットボトルや空き缶、タバコの吸い殻、空箱です。私たちはそれらを目にしても、何も考えずに過ごしていると思います。
実は、ゴミのポイ捨ては法律違反です。廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第十六条には、「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」という投棄禁止があります。ゴミの大きさや量は関係なく、自分の都合で道端や側溝へのポイ捨ては禁止されています。
写真の撮影場所は夜の新宿と池袋です。人々が気にも留めていないようなゴミを被写体として見ていると、その一つ一つがどのようにして捨てられたのだろうと思わず想像してしまいました。すると、ポイ捨てされたゴミたちはまるで持ち主に置いてけぼりにされて寂しそうにしているように感じました。