想像以上に広い店内に、古本の独特の香り。
年代を感じるものから比較的新しく見えるものまで、文字通り所狭しと並んだ本に圧倒された。
店内をさらに見ていくと、本だけではなくおもちゃやこけしも置いてある。
話を聞くと、本が売られるタイミングは家のものを一気に処理したい場合が多く、本と一緒に雑貨も引き取って欲しいという人も多いため、引き取っているという。
もし古本屋がなかったら、ここにある本や雑貨はどうなっていたのだろう?
本を人から人へ繋ぐことは、知識や歴史を繋いでいくということでもあると思う。
あらゆるものがデータになる世の中で、形あるものを引き継ぐ場所はより一層大切なものになっていくのではないだろうか。
撮影協力 公文堂書店さま