薄明かり、ぼんやりとした黄昏時。
太陽は美しく輝き地平線へと隠れ、暗い月夜が顔を出す。
”誰そ彼”
そんなぼんやりとした視界の中、あなたは誰と問うこの言葉。
人といる時の私、ひとりでいる時のわたし。
本当の私ってどのわたし?
人が綺麗だと口を揃える太陽は笑顔の私。
自分だけでは輝くことのできない月はひとりのわたし。
今日もぼんやりとした黄昏時の薄明かりの中問う。
”誰そ我”
”私は誰”