山間の橋

中国華北平原での旅行中、まっすぐな道や道の傍にある畑、原野以外は何も見えない。

そのような旅行は新鮮味が感じられなかった。


 

日本に来た後、バイクで山間部を走り回り、

山を横切る橋を渡ったり、下の川を見下ろしたりすることで、様々な風景を目にし、

旅路が変化し続けることに気づき、周りの景色に旅の醍醐味を感じ、

日本旅行を好むようになった。

 

 

橋を見る度に、早速近づこうという気持ちが湧いてくる。

 橋の上に立つと、まるで空中に浮ぶように、新たな視点から周りの風景を観賞することができる。

山道で橋に導かれる旅は故郷の平原地区であまり楽しんだことがなく、

日本で最も忘れ難い思い出となる。