Evil and Flowers

齋藤 ひな

学生と大人の境界線に立つ私たちは、漠然とした未来への不安であったり、他者と関わる中で、様々なことに揺らぎ、悩み、苦しんでいる。この作品のコンセプトは、言いようのない不安を表す黒と赤を基調にすることに決めた。花や人体の一部はモチーフであり、煩悶、焦燥、羨望、不安、孤独を表現した。顔を写さないことで特定の個人ではなく、誰にでも心に抱えてしまう心の澱みについて、私は写真で語ろうとしている。