「写真は光の魔術」、
《The Bridges of Madison County》の主人公ロバートが言った。
光は物体を照らし、目に見えるすべてのモノに形を与える。
その目に映る光影(こうえい)はモノの形に沿い、美しい明暗差が生じるのだ。
その明暗は写真の諧調を反映させ、そして様々な手法によりコントロールすることができる。
この作品は諧調のコントロールを考慮し、デジタルデータに手を加えてコンタクトネガを作成した。
100 年以上の保存性が期待できるゼラチン・シルバー印画紙を用いて、アーカイバルプロセス
による保護処理に基づいたプロセスで制作に努めた。
撮影地: 北海道ー釧路湿原、野付半島
長野県・群馬県ー浅間山(国道最高地)
愛媛県ー四国カルスト