私の大学生としての時間は『写真+音楽』
1年次、シンガーソングライター『mibuki』のアーティスト写真の制作を開始
2年次、mibukiのMVやCDジャケット撮影
3年次、新型コロナウィルスによって全て奪われた
満員電車、友人と笑顔で交わす「おはよう」
当たり前が消えた世界が訪れた
一人家で受けるオンライン講義、機械を通した会話
写真も自由に撮りに行けず、音楽は全て画面の向こう
終わりの見えない毎日に心が疲弊していった
ある日、mibukiが新曲を発表した
この曲はコロナウィルスを主人公にして作った曲です。
「僕はもうこれ以上人を傷つけたくないんだ」
広がっていってしまうコロナウイルスを私たちは協力して減らしていかなくてはならない。
ギスギスしたストレスを感じやすい今だからこそ、
少し優しい気持ちで問題と向き合い協力してウイルスを減らしていきたいと思い
そのような視点から歌詞を書き進めました。
みんなの笑顔が世界中に戻ってきますように。沢山の想いを込めて...。
mibuki
久しぶりに触れた音楽は負の感情でいっぱいだった心を温かい気持ちにした
同時に暗い日々を繰り返さないためにこの曲を忘れてはいけないという気持ちが生まれた
私にできる手段は写真で表現すること
だから卒業制作という大きな節目で形にすることを決めた
4年次、卒業制作でmibukiの楽曲を視覚化する