不文律

迎合しろと言われているみたいだった

感覚的な安定を求めて馴染むのか

それとも内なる声を肯定するのか

明文化されていないものに惑わされ、揺れる

忘れかけてた自身の気配を背に、呼吸する私を大切にしたい

「個性と同調の葛藤」

「個性と同調の葛藤は過去も未来も決して無くなることはないだろう」

これは生涯にわたる私自身の大きな課題であると感じている。

両者とも存在して良いのだ、ただ大切にすること。

それは個性を尊重すること、周囲に同調することも一つの道である。

正解がない世界だからこそ自分で選択した道を正解にすると決め切りたい。

受け入れ、価値に変えていこう。

 

銀塩写真の緊密な時間で一枚一枚に葛藤したかった。

シャッターを押してから手作業工程を経て作品に出会え、常に自分と向き合うことができた。

不快感、恐怖、迷い、不安は眠い写真に潜めた。思いを込めて。